長男の春休みに「英語を道具として使う意味」について考えてもらおうと、親子でセブ島のマンツーマン英会話に行ってきました。最近、セブ島の英会話スクールは、「バリューな英語スピーキング特訓場」として注目されているようで、日本人、韓国人の学生がたくさん来ていました。(これは全くそのとおりで、学校をしっかり選びさえすれば、日本にいるよりずっとお安くしっかり学べると思います。)
常夏のセブ島は、東南アジア特有の渋滞と熱気に包まれていましたが、タイやインドネシアと違って、町中で英語が通じるのは、何ともありがたい環境でした。投資家目線で気が付いたことを書き留めておきます。
1.人口は1億人弱、平均年齢は若く、伸び盛りの環境である
人口1億人弱で、出生率は3程度あり、どこのショッピングモールに行っても年寄りはほとんどいない(バリアフリー環境にないので、年寄が街に出てくることができないだけかもしれませんが)
2.カソリック教徒、英語が通じる環境は、アウトソーシング基地としてのポテンシャル十分
国民の8割がカソリック、しかも少しでもまともな仕事にありつこうと思うと、英語力は必須。特に女性は、働かない男性以上に家計を支える担い手として、非常によく働く印象。多民族多言語であることから、学校の授業は国語以外すべて英語なので、英語を学ばざるを得ない環境。これまでは、労働者輸出が得意な出稼ぎ国家だったが、治安が良くなるにつれて(後述)、欧米豪のコールセンターなどのアウトソーシング産業の拠点として、インドと共に注目される可能性は高い。
3.インフラや治安は改善している
ドゥテルテ大統領の人気は圧倒的で、汚職と麻薬撲滅のための荒療治(日本では、警察官が麻薬常習者を殺害することばかりがとりあげられるが、もともと死刑制度がない国であったが故に、その効果は絶大)は当面続くことが予想される。現地のフィリピン人英語講師は口々に「治安は依然に比べずっと良くなった」と言っていた。
4.グローバル企業のメガブランド強し
他の東南アジア諸国同様、スーパーマーケットでは多国籍ブランドが強い(歯磨きのコルゲート、トイレタリーのP&G、ユニリーバ、乳製品のネスレなど)ローカルブランドでは、ビールのサン・ミゲル、ファーストフードのJOLLIBEEが人気か)タバコや甘い物、オイリーな料理が大好き、スマホは、盗難頻度高くこの地でも大人気。この辺りは、他の東南アジア諸国同様の傾向か。
個別銘柄は予測不能ですが、金融、通信、タバコ、アルコール、甘味食品あたりに投資しておけば、経済成長を享受できそうな気がしました。写真は、マクタン島から出ているアイランドホッピングツアーに参加した際に撮影したシュノーケリングスポットです。こちらはセブ市内とは別世界の空間が広がっておりました。
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